時代劇映画翻訳家ハースト江梨花、日本人アーティスト5人を米国に紹介
(ジョージア州・ゲーンズビル)— 2025年9月5日 —
EtsyやSNSでAI生成アートが氾濫するなか、米国在住の翻訳家・起業家ハースト江梨花が、日本人アーティストによる手描き作品を米国市場に紹介する新プロジェクトを立ち上げた。
発表されたのは、5人のプロアーティストによる似顔絵コレクション 「The Japanese Portrait Collection」。米国の消費者がネットで注文し、現地でスムーズに受け取れる仕組みを整えている。
日本の才能を海外へ
今回参加するアーティストは、日本の伝統的な水墨画から現代的なアニメ風のイラストまで、多彩な作風を持つ5名。それぞれが長年の経験と独自のスタイルを持ちながら、これまで海外に紹介される機会は限られてきました。
「このコレクションは、AIイラストの氾濫に対する対応ではありません。日本の才能を世界に知ってもらうための文化的な橋渡しなんです」と ハースト江梨花は語る。
翻訳を超えて、文化を伝える力
16歳で渡米したハーストは、10年以上にわたり時代劇映画の翻訳を担当してきました。その過程で、日本文化の文脈を理解しつつ英語に伝える力を磨き、文化の橋渡し役としての強みを築いてきた。
今回の取り組みでは、単なる翻訳だけでなく、ローカライズ・マーケティング・発信方法まで含めて設計。
言語のバイリンガル能力だけでなく、日本と米国の双方の文化理解を活かし、米国の消費者に「買いやすく、理解しやすい形」で日本の作品を届ける仕組みを整えた点が特徴だ。
参加アーティスト一覧
- 岩間翠 – 浮世絵風イラストは江戸時代の伝統的なスタイルを保ちながらも、現代にしかないモチーフを取り入れることで、独特の世界観を生み出しています。筆使いだけでなく、和紙の風合いや木版画の温かみをデジタル上で表現することにこだわっています。その他、大学で生物学を専攻したことを活かして、鳥や魚を中心とした生き物のイラストも描いています。著書『口を開けたらすごいんです! いきもの口図鑑』。フィジー留学やカナダでのワーキングホリデー経験は、日本らしさとは何かを考えるきっかけとなりました。現在は北海道・旭川を拠点に活動。趣味は釣りと合気道で、過去には空手をしていました。
- いももいもこ – 。ポートレート風のイラストを中心に制作しています。表情や目線、仕草にこだわり、見る人と“目が合う”ような存在感のあるイラストを心がけています。クライアント様の意図やモデルの魅力をしっかり汲み上げながら1枚ごとに丁寧に仕上げています。デジタルイラストを中心に活動しており、絵柄や雰囲気の幅にも柔軟に対応可能です。「次の1枚はより魅力的に」という気持ちで制作しております。
- きのにく – 日本を拠点に活動。2023年まではSNSを主に作品を公表。2024年からはコミッションサイトを通じ、国内外問わず多くのクリエイターの方に作品を提供させていただいております。主に日本のサブカルチャー(アニメやゲームなど)を対象にしたイラストが多いです。
- 望月蒼 – マットな質感での塗りが特徴の絵柄をベースにしつつ、ご依頼者様のご希望に寄り添いながらプラスアルファできるような作品作りを心がけております。
- 唐揚げマンボウ – FILMRED文化祭グランプリ・ノミネート 佳作 アートグランプリ受賞
作品を作る上で大切にしてることは墨絵は黒が多いので黒だけでも何を描いてるか伝わるようにしています。
似顔絵コレクション公式サイト: https://myjapanesenameplus.com/japanese-portrait
日本企業への可能性
多くの日本人クリエイターにとって、海外展開は言語や文化の壁が理由で、いまだ大きな課題となっています。
今回の事例は、海外進出を検討する日本のアーティストや企業にとって、必要なサポートがすべて整っており、小規模から大規模のプロジェクトでも安心して海外展開できる参考事例と言える。
ハーストのように言語と文化の両方に精通した人材が関わることで、日本のクリエイターや商品が海外で正しく理解され、受け入れられる可能性が広がるだろう。
ハースト江梨花について
日本生まれの翻訳家。サムライ映画の字幕翻訳をはじめとする10年以上の多くの実績を持つ。現在は米国在住。翻訳にとどまらず、日本文化をどうすれば海外で理解され、広まるのかという視点から活動を展開。
自身が立ち上げた今回のプロジェクトも、その一環として 「日本のクリエイターを世界へ届ける」 ことを目指している。
また、海外の日本アニメファンに日本の作品をより深く楽しんでもらうことを目的に、YouTubeチャンネル @koikast を運営。英語圏の視聴者に向けて、アニメや時代劇を題材に日本文化を学べるコンテンツを提供してい流。
今後は、海外進出を目指す日本のインディーズ映画クリエイターの作品を紹介する予定であり、アートや映像の分野においても、日本発のコンテンツを国際的に発信する活動を広げていきます。

